本日は音楽教室事件の控訴審判決が出る予定なので、復習として第一審判決を記事として取り上げてみました。

知財FAQは読者がリンク先に飛んでいって原文にあたる必要がないように、記事中に判決文や条文をなるべく引用するようにしていています。

そこで、引用があまりに多いと、SEO的には不利じゃないかと、ふと思いました。つまり、オリジナルコンテンツではなく、コピペコンテンツであるとgoogleに判断されるのではないかと。上記コンテンツなんかは、完全にコピペコンテンツですよね。

blockquoteで囲んどけば大丈夫とか、出典を記載しておけば大丈夫という説もあるみたいなのですが、blockquoteタグはともかく、出典を記載しておいたからってそれをgoogleが判断してくれるものなんでしょうかね??

とりあえず判決文の引用なんかはblockquoteタグで囲んでおくことにしました。でも、blockquoteだけにクオーテーションマークが表示されちゃいます。そこで、blockquoteで囲みながらもクラスを指定し、クオーテーションマークやイタリックにならないように、書式をcssで逃れるという姑息な方法をとることにしてみました。そうするとウェブブラウザではなんら変化がありませんが、ロボットには引用に見えるんじゃないかと。

実はこれにはもう一つ理由があります。知財FAQでは条文などの引用部分を枠で囲って見やすくしているのですが、RSSリーダーはcssを理解しませんのでFeedyなんかでみたときに見難いです。よって、枠で囲った部分をblockquoteでも囲むことによって、RSSリーダーでは書体が別になって読みやすくなります。

ウェブやスマホでご覧になっている方に対してはムダなこだわりなのですが、まあ趣味の範疇ということで。

 

 

笠原 基広