この記事を書いた人

笠原 基広
東京都千代田区神田の弁護士法人AK法律事務所にて、主に知的財産法務と企業法務を中心とする業務に従事しています。
こんにちは。知財FAQの中の人こと、弁護士の笠原基広です。
オウンドメディアやランディングページには、ページ下部や追尾サイドバーなどにCTAと呼ばれるセクションがあります。
CTAというのは、ページをご覧になったユーザー様に何かのアクションを促すセクションです。アクションとしては、メールフォームやメルマガ登録への誘導や、アフィリエイトサイトですと広告への誘導などがあります。
知財FAQはいままであまり広告色を出してきませんでした。知財FAQは、基本的には自分のインプット、アウトプットを毎日やる千本ノックみたいな心持ちで、ご覧になった方にお役に立てればなおいいな、ぐらいの方針で運営してきたので、さほど本業への導線は気にしていなかったのと、PVがそれほど多くないので、どうせ効果もないだろうな、というのが正直なところです。
でも、どうせなら営業に結びつけたいというスケベ心もあって、CTAを試しに設けてみることにしました。ページをスクロールすると自分の写真が出てきて、自分で設定しておきながら毎回びっくりします(笑)
このCTAというのも奥が深いようで、ボタンの文字、色や誘導文言など(いわゆるマイクロコピー)、グラフィック素材の出来不出来(どんな写真を使うか、重ねる情報の種類、フォントの種類、フォントの大きさなど)などによって、かなり効果に差がでるようです。
当職は15年くらい前に結構なPVのある某ニュースサイトを運営していたことがあって、そのときの広告クリック率(コンバージョン)はPVの0.1%ぐらいと概ね教科書通りの数値でした。このコンバージョンが0.11%になるだけで1割のアクション増加が見込めます。コンバージョンを上げるため、ABテストやヒートマップ解析など、いろいろなノウハウがあるようですが、正直本職ではないのでよくわかりません。
あと、この本を読んで、なかなか難しいんだなと思いました(小並感
ウェブマーケティングの素人である当職がどこまでできるかはわかりませんが、本やウェブサイトに書いてある基本的なことから、とりあえず愚直にやってみようかと思っています。
士業に限ったことではないですが、自分で仕事をしていくには本業の法律以外にも勉強すべきことが多いですね。